登録文化財浜寺公園駅舎
●設計事例の所在地:
大阪府堺市
●面積(坪):
建築面積約230㎡
●建物の種類(大分類):
その他
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
実は、駅舎です。
明治 40年に辰野金吾事務所(東京駅の設計者です。)設計で建てられました。
正面から見た夜景です。
依頼者があなたに依頼した決め手:
文化財的価値のある木造建築物の耐震補強とリノベーションの実績があった為。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
約10年かけての南海本線高架工事に伴い、新駅建設の為に、旧駅舎を曳家工事で、約30M曳いた場所に移築し、10年間、市民の方々が活用される。その後、新駅が完成すると、再び曳家を行い、新駅のエントランスとして再生される、壮大なPTです。
登録文化財に指定されており、移築に当たり、既存建物を傷つける事が出来ない事。文化財の調査が10年先になるので、それまで建物を保存、部材を格納する必要がある事。
駅舎からギャラリー、カフェ等への用途変更が必要でした。
不特定多数の方々がご利用されてもお怪我等支障がないように、仕上げ材や形状まで細部まで検討しました。
依頼者の声:
現在、市民の方々に、親しまれ、喜んで利活用されています。
カフェ、ギャラリー、イベントなどです。
その他の画像:
ギャラリーとして使われている内観です。